理事長所信

2011年度 社団法人 石岡青年会議所

理事長 本多 慎介

 

【はじめに】

生まれて以来ずっと石岡で育ってきた自分ではあるけれど、「このまちのために何が出来るだろうか…。」もしかして、青年会議所に出会わなければ芽生えなかった想いかも知れない。

小学校、中学校、高校そして20代と何の不自由もない生活が、ごく当たり前のことだと思い過ごしてきた。人に迷惑をかけようとも、つっぱっていることが強いことだと思いながら過ごしてきた。そんな自分がJCに出会いこれまで「井の中の蛙」だったことを知った。入会した当初はメンバーの輪になごめず、事業に対する意義や目的どころか、少しの楽しささえ見出せずにいた。徐々に足が遠のき、何かしら言い訳を作り、参加することを拒むようになった。けれども、そんな自分に諦めず声をかけ続けてくれた仲間がいてくれた。厳しさの中にも優しさを持って接してくれる先輩がいてくれた。だからこそ、今もこうして青年会議所のメンバーとして活動を続けていられる。仲間がいるから困難に立ち向うことが出来、新たなことに挑戦し、喜びを分かち合える。まさしく青年会議所の三信条である奉仕、修練、友情ではないだろうか。自分がこれほどまでに熱く、一生懸命になれるなんてこれまで思いもしなかった。こんな素晴らしい青年会議所運動の明かりをまだまだ燈し続けて行くためにも、メンバー一人ひとりが、志を同じうする仲間の輪を広げて行くことが必要である。

 

【未来のために】

最近、景気が上向きになってきたとの報道はあるが、それは一部都市での傾向であり、地方に関しては、景気回復の見通しすら立っていない所が多々見受けられる状況ではないのだろうか。私たちのまちも例外ではなく、中心市街地とよばれる商店街では年月を追うごとに閉店する店舗が増え、地域産業に関しても、景気低迷による売上げの減少や後継者不足のために仕事を辞めてしまいたいといった声さえ耳にする。今、このような状況の中で私たちに出来ること、それは嘆かず、諦めず、前向きに行動をすることではないだろうか。確かに、私たち自身も皆それぞれに不安や悩みを抱えて生きている。けれども、これからの時代を担う私たち青年までもが立ち止まってしまっては、未来はどうなってしまうのだろうか。私たち青年会議所のメンバーには「明るい豊かなまちの創造」という大きな、そして共通の目的がある。同じ想いを持った者同士が力を合わせ、英知と勇気と情熱をもって行動して行けば必ず明るい未来は築き上げられる。

 

【思いやりの心】

「現代社会=過剰な競争社会」今の世の中、このような式が確立されつつあるように思える。過度なストレスを抱え、時間に追われながら体を酷使し、精一杯頑張っている人たちがなぜ報われず、ともすれば自ら人生を投げ出してしまいたくなるほど精神的にも追い詰められなければならないのだろうか。確かに、自分や会社の成長のために切磋琢磨することはとても大切なことだと思う。しかし、現代社会においては「我先に」や「他人の事などどうでもいい」といった自分勝手な考えが蔓延しているように感じられる。世界中で戦争が絶えないのも、自国の利益だけに固執し過ぎるがための結果ではないのだろうか。そのために何の罪もない大勢の人たちが犠牲になり、ましてや生まれたばかりの子供たちの命までもが奪われている。この様な世の中になってしまったのは、人が「思いやり」の心を忘れてしまっているからではないだろうか。人が人を思いやり、動物を思いやり、物にすら思いやりを持てば、自分本位なだけの醜い争い事などこの世の中から無くなるのではないだろうか。未来を担う子供たちに対しても、ときに優しく、ときに厳しく、真の思いやりを持って接することが子供たちの豊かな心を育み、明るく平和な次世代が築かれて行くのである。

 

【一人はみんなのために】

これまでの政治や行政まかせのまちづくりから市民が主体となってのまちづくりを進めて行こうとの声が上がりはじめて数年、最近では「自分たちがまちを良くして行こう」、「自分たちの手で変えて行こう」といった声が全国各地で更に高まっている。その一方で、財政問題や外交問題、汚職等、現在の政治には様々な問題が取りざたされており、どの問題にしても複雑な要因が絡み合い解決の糸口が見えないものばかりである。だからと言ってこのままにしておいては、せっかく政治に対する無関心から脱却しはじめた人たちを、また元に戻してしまうのではないのだろうか。そうならないために、私たちが青年会議所としての政治的ニュートラルな立場を存分に活用し、市民と行政のパイプを更に広げ、より多くの人たちが積極的にまちづくりへ参加出来るよう、これまで以上に環境を整えて行くことが必要である。

 

【挑戦出来ることへの感謝】

2011年度、(社)石岡青年会議所はこれまでの36年間の歴史のなかで、初めて茨城ブロック協議会会長を輩出することとなった。これまで先輩方が築き上げて来られたひとつひとつの活動があったからこそ、その活動に協力して下さった大勢の方々がいたからこそ、ここまで来られたのであり、これからの貴重な経験が出来るのである。忙しい日々の中で忘れがちになってしまうが、先輩方、職場の皆、地域の人たち、そして家族の支えがあるからこそ私たちが青年会議所の一員として日々活動出来るのである。当然のことではあるが「感謝の念」はいつも忘れてはならない。

 

【結びに】

人生において新たなることに挑戦するとき「期待」と「不安」は付き物である。けれども私たちは青年らしく、胸いっぱいに期待をふくらませ、不安など吹き飛ばし、目標に向かって一年間精一杯活動してまいります。

 

 

 

【基本方針】

1、会員の拡大と育成

2、まちづくり運動の展開

3、青少年の健全育成を目的とする運動の展開

4、対外事業への積極的参画の推進

 

以上、方針達成のため各室を置き、関わる事業を推進するものとする。

 
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