はじめに
私は、2024 年度に引き続き、2026 年度に 2 回目の理事長職を担うこととなりました。私自身の意向はさておき、組織として、成長の機会を多くのメンバーに提供できないという意味では、大いに危機的な状態に石岡青年会議所が置かれているということの現れだと考えています。
青年会議所の魅力の一つに、単年度制であり、様々な役職を経験できるという点があります。また、何より、青年会議所の目的の一つに地域のリーダーを育成するということがあります。私たちは、青年会議所の運動を通して、課題の解決を目指し、仲間との友情を育み、そして地域のリーダーに成長していく必要があります。
2024 年度に理事長職を担った際、多くの先輩方とお会いし、様々な話を聞くことができました。その中では、先輩方がそれぞれ地域のリーダーとして活躍している様子を伺うことができました。現役メンバーである私たちも、先輩方に引き続き、地域のリーダーとして活躍できるように成長しなければなりません。
2026 年度に理事長職を担うにあたっては、今一度私たちがやるべきこと、目的とするところを再度認識し、強い組織の構築に努めたいと考えています。そのために行うべきことを下記に記載します。
自分たちの良さや強みを知る拡大
会員拡大の重要性は、以前から言われているところと思います。しかし、なぜ拡大を行わなければならないのでしょうか。新しい仲間が増えることで、多様な視点やスキルを持ち寄り、社会への貢献をより良く果たすことができます。多様な視点に触れることは、自分の視野を広げることにも繋がります。広い視野を持つことはリーダーのスキルとして必須のものと思います。
このように、会員拡大を行うことは、リーダーを育成するという青年会議所の目的にも一致することと思います。また、周囲の人に青年会議所の良さを伝えるためには、自分が青年会議所の良さを理解している必要があります。自分たちの良さや強みを知ることが拡大への第一歩であると考えています。
自分たちの良さや強みを知ることで、自ずから拡大に繋がる運動を展開することができ、楽しんで行うことができるだけでなく、拡大対象者にとっても良い影響を与えることができると考えています。
地域に根差した事業
私たちはなぜ、青年会議所として運動を展開するのでしょうか。「社会の課題を解決することで、持続可能な地域を創る」ためであると思います。私たちがやりたい事業と、青年会議所として行う運動が必ずしも一致するとは限りません。どんな場合でも、社会の課題を意識し、それを解決するために運動を行わなければなりません。
これまで行ってきた事業をもとに、2026 年度は改めて事業を行う目的や、なぜ事業を行うのかという視点を再確認したいと思います。事業の目的や方向性を確認することは、リーダーとして必要な行為であるとも考えます。
そして、この地域に根差した事業を展開することは、地域に対する私たちの影響力を大きくすることにも繋がり、その次の事業展開に繋げることができます。これを繰り返していくことが、社会課題の解決に繋がる事業であると考えています。
他団体との連携
現在青年会議所という組織は、石岡青年会議所だけでなく、組織として人数が減少傾向にあります。これは社会全体の人口が減少していることから、やむを得ない現象であると考えています。ただし、こんな状況であるからこそ、各地青年会議所や、他団体、茨城ブロック協議会との連携が重要になってきます。
単体では構築が難しい事業や、運営が困難な事業であっても、他団体との連携を行うことで、人手不足といった問題に対処できると考えています。自分の団体だけでなく、周囲の団体と協力して事業を構築していく経験は、将来リーダーとなったときにも必ず役に立つはずです。
2026 年度は、他団体との連携事業や、他団体の行う事業への参加を推進し、今現状できる最大限の運動を展開したいと考えています。
より効率的な組織運営
2026 年の組織運営は下記の点を重視します。
一つ目に、組織内の活動ではリハーサルの徹底を行います。人数が少ないからこそ、1 人 1人により多くの動きが必要となり、ミスが生じやすくなります。だからこそ事前の確認を実施し、可能な限りのリハーサルの実施を行います。
二つ目に、声掛けの実施です。これは人数が少ないからこそできる組織の強みであるといえます。人数が少ないからこそ、相互の連絡が行いやすく、意思疎通がよりよく図れることに繋がると思います。少数精鋭の組織を目指して声掛けの徹底を心がけます。
三つ目に、どんなことでも発言しやすい、声掛けしやすい雰囲気の構築です。何か楽しいことや伝えたいことがあったときに気軽に発言できない組織では、継続することができません。これまでのルールや慣習にとらわれず、グループ LINE 等で気軽に自由な発言ができる雰囲気の構築を目指します。
結びに『捲土重来』というスローガンについてです。
「捲土重来」とは、一度失敗した人が再度チャレンジすることを意味しています。私は、2024年度に理事長職を担いましたが、2024 年度に達成できなかった目標、不十分なまま終わってしまった目標が多くありました。例えば拡大の実施や、組織運営の徹底などです。2026年度も理事長職を受けるにあたっては、これらの失敗を取り返す機会、再度チャレンジする機会を与えていただいたと今は考えています。
強い組織創りのために、拡大、事業、他団体との連携といった運動の必要性や、なぜこれを行うのかといった点を見直し、以前のように不十分に終わることなく、再度挑戦する。このような意気込みを込めて、『捲土重来』というスローガンを設定しました。
2026 年度は、『捲土重来』のスローガンのもと土煙を巻き上げるように、再度チャレンジして行きます。再度これまでの運動を見返して、改めて地域のリーダーを育成するという青年会議所の目標を達成するために、走り出していきましょう!!
『捲土重来』
~基本方針~
- なぜ実施するのかを再度考えたうえでの拡大の実施
- 社会課題の解決に繋がる事業の実施
- 対外事業への積極的な参加推進
- 他団体との連携、各地青年会議所が実施する事業への積極的な参加
一般社団法人 石岡青年会議所
第52代理事長 今泉 圭介
